こころの病は、からだの病(たとえば高血圧症や糖尿病)と異なり、数値で評価することが困難な領域です。そのため、診断基準を元に経験を踏まえ可能な限りきちんと患者さまを客観的に評価した上で、確かな診断を行い、適切な治療を行うことを目指します。
患者さまに現在の状態についての評価、さらに状態像をふまえ当医院の治療方針についてご理解を頂けるよう、患者さまになるべく丁寧にわかりやすくご説明することを目指します。患者さまのなかには、病院の雰囲気でとても緊張されてしまう方がいらっしゃいます。そのため、当医院は院内の環境のみならず、スタッフの対応も含め、優しい雰囲気を作り出すことを目指します。
こころの病とからだの病は、けっしてべつものではありません。こころの病からからだの病を発症することがありますし、逆にからだの病からこころの病を発症することがあります。そのため、こころの治療のみならず内科の先生をはじめ他科の先生方との連携を図り、トータル的な視野から治療を行っていくことを目指します。
これらのことをふまえ、当医院は診療を行う上で患者さま(患者さまのご家族も含め)との信頼関係を築いていくことが一番重要であると考えております。
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- 適切なお薬による治療について
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適切な治療を行うための前提として、きちんとした診断を行い、お薬による治療の必要性の有無について判断することが重要です。次に、診断によりお薬による治療の必要性があった場合、各々のお薬の利点(効果)と欠点(副作用)を検討し、最適なお薬を提案することがお薬の専門医として大切なことだと思っております。
- 医院名「鈴木医院」について
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先代が約50年間にわたり、内科・小児科の医師として杉並区の地域医療に貢献してまいった医院の名前です。先代と診療する科こそ異なりますが、先代の精神を受け継ぎ、さらなる伝統をつくっていく意味をこめて、当医院の名前としました。